- 前払いのチケットパーキングに車を停めたが、チケットを購入するのを忘れてしまった。どうすればいい?
- どのような取締りやペナルティがあるの?
- 後からお金を払うことは出来る?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 前払いのチケットパーキングで、料金を払い忘れた時の対処法が分かる
- 前払いのチケットパーキングで、料金を払わずに停めた場合、どのような罰則・ペナルティがあるのかが分かる
- 料金を払い忘れた時に、後から支払うことは出来るのかが分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの管理・運営会社に13年以上勤め、開設や撤去、機器のメンテナンスやトラブルの対応を行い、1人でコインパーキングを作れるほどの知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

前払いのチケットパーキングで、チケットの購入及び掲示を忘れた場合は、まず管理会社に連絡して相談することが大切です。
チケットの購入を忘れたら
そのまま放置すると、不正駐車として扱われ、取締りやペナルティの対象となります
チケットの購入を忘れた事を正直に説明すれば、その後どのように行動すべきか具体的な指示がもらえると思います。
管理会社に電話する際は、車の車種や色、ナンバープレートの番号などを聞かれる可能性が高いので、あらかじめ準備しておきます。
特に朝の通勤時など、急いでいる時はチケットの購入を忘れがちですので、いつも停めている前払いのチケットパーキングがあるならば、管理会社の連絡先は控えておいたほうが良いかもしれません。

前払いのチケットパーキングに、チケットを購入せずに不正に駐車した場合は、貼り紙や反則金などペナルティが課せられる可能性が高いです。
チケットパーキングの不正駐車
管理会社や警備会社が定期的に巡回しているので、見つかる可能性が高いです。他の正しく利用している利用者から通報されるケースもあります
チケットを購入せずに停めたり、駐車時間を大幅にオーバーして停めていると不正駐車となりますが、1回目はおそらく貼り紙をされる程度の、いわば警告で済むケースがほとんどです。
これが常習となってくると、営業妨害による警察への通報や、ナンバープレートから車の所有者を特定されて直接警告されるなど、より重いペナルティとなってきます。
また、チケットを購入していても、車両の見えやすい位置にチケットを掲示していなければ、同じようにペナルティの対象となってしまうので、掲示することも忘れないようにしたいものです。

前払いのチケットパーキングでは、駐車してすぐにチケットを購入して車内に掲示する仕組みですが、購入を忘れてしまった場合は、例外的に後払いが出来るケースもあります。
チケットの購入し忘れ
管理会社に連絡することで、例外的に後払いが許されるケースもあります
前払いのチケットパーキングは、基本的に無人管理の場所が多いので、チケットの購入を忘れた場合は、精算機で後払いでチケットを購入するか、請求された料金を後日振り込むなどの方法を取ることになります。
請求・振込には手間が掛かるため、管理会社によっては後払いでチケットを購入することで、正規の利用とする処置がとられることもあります。
チケットを購入したかどうかは、最近の精算機には遠隔監視システムが実装されていることがほとんどなので、離れた場所からでも購入の有無を確認できるため、それ以上の不正は事実上不可能です。

