コインパーキングに一カ月以上車を停めたらどうなる?

放置車両

疑問
  • コインパーキングに一カ月以上車を停める場合に注意すべきことはあるの?
  • コインパーキングに一カ月以上車を停めても最大料金は適用されるよね?
  • コインパーキングに一カ月以上車を停めたら不正利用になる?

このような疑問にお答えします。

この記事でわかること

  • コインパーキングに一カ月以上車を停める場合の注意点が分かる
  • コインパーキングに一カ月以上車を停めても最大料金が適用されるのかが分かる
  • コインパーキングに一カ月以上車を停めたら不正利用となるのかが分かる
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コインパーキングの虎

コインパーキングの管理・運営会社に13年以上勤め、開設や撤去、機器のメンテナンスやトラブルの対応を行い、1人でコインパーキングを作れるほどの知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

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    コインパーキングに一カ月以上車を停める場合に注意すべきことは?

    コインパーキングに一カ月以上の長時間車を停める場合は、最大料金・警察への通報・車両盗難に注意する必要があります。

    コインパーキングの長期間利用

    注意しないと、最大料金が適用されず料金が膨大な額になったり、不正利用として警察に通報されたり、車両盗難の被害にあう可能性があります

    最大料金は、長時間利用した際に料金がお得になる便利なシステムですが、駐車期間が一カ月以上ともなると適用されないケースも出てきます。

    また、コインパーキングに一カ月以上もの間連続して駐車していると、盗難や事件性を疑われて警察に通報される可能性があります。

    さらに、一カ月以上もの間同じコインパーキングの同じ場所に停めっぱなしでいると、周りから放置車両とみなされ車両盗難や車上荒らしのターゲットとなってしまう可能性が飛躍的に高まります。

    一カ月以上連続で停めっぱなしの場合は注意が必要で、一カ月以上でも途中で入出庫を繰り返す場合には特に問題はありません

    コインパーキングに一カ月以上停めても最大料金は適用される?

    コインパーキングに連続して一カ月以上停める場合は、一回限りや当日限りといった条件のある最大料金だと適用されず料金が膨大な額になることがあります。

    最大料金の種類

    繰返し、一回限り、当日限りといった適用条件の種類があります

    最大料金の適用条件は、料金が書いてある看板に明記されていることが多く、最近ではほとんどの場合が繰返し適用という条件となっています。

    繰返し適用とは、例えば24時間500円の最大料金だった場合、一カ月連続して停めても24時間×31で料金は15500円となる適用条件で、これが一回限りとなった場合は、最初の1日目(24時間)にしか最大料金が適用されず、以降は30分100円などの通常料金が加算されていくので料金が膨大な額になります。

    また、当日限りという適用条件は、駐車した日の24時を超えて日付が変わった時点で最大料金の適用は終わり、以降は30分100円などの通常料金が加算されていく仕組みで、一回限りと同じく料金が膨大な額になります。

    最大料金の適用条件に注意していないと、一カ月以上停めて精算する時に料金が膨大な額になっている可能性があります

    コインパーキングに連続して一カ月以上停めたら不正利用?

    コインパーキングに連続して一カ月以上停めた場合は、不正利用となる可能性が非常に高いです。

    コインパーキングの利用可能時間

    料金看板や約定看板に記載されていることが多く、大体は48時間までです

    コインパーキングの利用可能時間とは、連続して停めて良い時間のことで、大体は48時間と設定されています。

    稀に利用可能時間を24時間と設定しているコインパーキングも存在しますが、どちらにせよ連続して一カ月以上停めた場合はこの利用可能時間を大幅に超過することになり、不正利用として注意や貼り紙、警察への通報やナンバープレートから車の所有者情報の照会をされる可能性がかなり高くなります。

    また、最悪の場合はレッカー移動の対象となる可能性もあるため、一カ月以上の長期間の間停める場合には、看板に記載されている緊急連絡先(管理会社)へ事前に連絡しておくことが大切です。

    一カ月以上ともなると完全に放置車両とみなされ、警察への通報やナンバープレートから車の所有者を特定する作業も行われる可能性が高いため、必ずコインパーキングの緊急連絡先(管理会社)へ連絡しましょう