- コインパーキングでエンジンをかけっぱなしで停めても良い?
- コインパーキングでエンジンをかけっぱなしにしたらどんなデメリットがある?
- コインパーキングでエンジンをかけっぱなしにしたら警察に通報される?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- コインパーキングでエンジンをかけっぱなしで停めて良いかが分かる
- コインパーキングでエンジンをかけっぱなしにしたらどんなデメリットがあるのかが分かる
- コインパーキングでエンジンをかけっぱなしにしたら警察に通報される可能性があるのかが分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの管理・運営会社に13年以上勤め、開設や撤去、機器のメンテナンスやトラブルの対応を行い、1人でコインパーキングを作れるほどの知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

コインパーキングでは原則としてアイドリングや騒音を出す行為は禁止されているので、エンジンをかけっぱなしで停めてはいけません。
エンジンかけっぱなしで駐車
規約違反となり、注意や警告の対象となります
特にアイドリングに関しては、コインパーキングの規約で禁止されていることはもちろん、自治体の条例でも禁止されていることが多いので、注意が必要です。
条例違反となると、警察が出動する騒ぎになりかねませんので、エンジンは切って駐車することが望ましいです。
空調やバッテリーの関係で、やむを得ず車のエンジンをかけっぱなしで停めていたとしても、アイドリング条例違反として近隣住人から警察へ通報され、トラブルとなった事例も多数報告されています。

コインパーキングでエンジンをかけっぱなしにするデメリットは、条例や通報以外に車両盗難のリスクを高めます。
エンジンかけっぱなしの車を盗難
ロック板でロックされていても精算すれば下がる訳で、盗る人は盗ります
コンビニやスーパーなどで買い物中に、エンジンをかけっぱなしで行くことは不用心だという認識はあると思いますが、コインパーキングでも同じことが言えます。
ロック板が上がっているから盗られないだろうと思っていても、料金を精算してしまえば下がる訳で、盗難の抑止力としてはそこまで役に立ちません。
また、たとえ精算をしなくても車の破損を覚悟すれば無理やりにでも出庫できる訳で、不特定多数が出入りするコインパーキングでエンジンをかけっぱなしにする大きなデメリットと言えます。

コインパーキングでエンジンをかけっぱなしにした場合、自治体の条例違反によって警察へ通報され取締りを受ける可能性があります。
不要なアイドリングは条例違反
多くの自治体では、不要なアイドリングを禁止する条例を定めています
コインパーキングの規約に違反した時は、管理会社や警備会社から注意を受ける程度で済むかもしれませんが、条例違反となると話は別です。
警察へ通報・相談することが可能となり、もし通報され警察が現場に駆け付けた場合は注意や指導、場合によっては取締りを受ける可能性があります。
たかだかコインパーキングでのアイドリングと思うなかれ、それが原因で想像もしなかったような大きなトラブルに繋がることもあるので注意が必要です。

