- コインパーキングで不正駐車をしたら営業補償を請求される?
- コインパーキングの機械を壊してしまったら営業補償を請求される?
- コインパーキングの営業補償の金額はいくらくらい?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- コインパーキングで不正駐車をしたら営業補償を請求されるのかが分かる
- コインパーキングの機械を壊してしまったら営業補償を請求されるのかが分かる
- コインパーキングの営業補償の金額がいくらくらいが相場なのかが分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの管理・運営会社に13年以上勤め、開設や撤去、機器のメンテナンスやトラブルの対応を行い、1人でコインパーキングを作れるほどの知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

コインパーキングで不正駐車をした場合は、営業補償を請求される可能性が十分にあります。
コインパーキングで不正駐車をした場合の補償
得られるはずであった利益(売上)を営業補償という形で補填しなければならない可能性があります
例えば、コインパーキングで不正駐車をして料金を支払わずに車を出庫させた場合、本来の正しく車を停めて料金を支払った時の売上が無くなってしまうので、補償する必要があります。
もし、不正に駐車していることが分かれば、営業補償という形で損害を補填しなければならなくなる可能性はかなり高いです。
また、独自に不正利用に対するペナルティが課せられている場合は、その分も請求対象となります。

万が一、コインパーキングの機械を壊してしまった場合は、営業出来ない期間の売上を営業補償という形で補填しなければならない可能性があります。
コインパーキングの機械が壊れて営業出来なくなった場合
利用者に過失がある場合には、営業出来なくなった期間分の売上を補償しなければならない可能性があります
たとえば、コインパーキングで精算する際に番号を間違えてしまい、ロック板が上がったままなのに気が付かずに無理やり出庫してしまい、結果としてロック板を破損させてしまった場合は、利用者に過失があると認定される可能性があります。
ロック板の修理や交換には時間がかかるので、その間は他の利用者が使用出来ないことになり、本来得られるはずだった売上が得られなくなります。
その売上を補填するのが営業補償で、請求される理由は十分にある状態と言えます。

コインパーキングの営業補償の金額は、あくまで相場ですが一日の料金×台数×期間で計算出来ます。
コインパーキングの営業補償の金額
一日の料金×台数×期間がおおよその目安となります
ただし、一日で何台も車が入れ替わるようなコインパーキングの場合、同じ一台分の駐車スペースでも回転率が高く、売上が大きい可能性があるため、上記の計算はあくまで目安になります。
また、駐車料金以外にも修繕費や警備員の出動費など、通常営業に復旧させるまでに掛かった費用の全てが営業補償として請求される可能性があります。
例えば、60分100円24時間最大500円のコインパーキングの場合、30日間営業出来なかった場合の営業補償は500×30で15000円となります。

