- 釣り銭切れが起きているコインパーキングは車を停める前に分かる?
- コインパーキングに車を停めていて、精算後に釣り銭が出なかった時の対処法は?
- 釣り銭切れが起きやすいコインパーキングの特徴はあるの?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 釣り銭切れが起きているコインパーキングの見分け方が分かる
- コインパーキングに車を停めていて、精算後に釣り銭が出なかった時の具体的な対処法が分かる
- 釣り銭切れが起きやすいコインパーキングの特徴が分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの運営・管理を行う会社に13年以上勤め、コインパーキングの開設から撤去、機器のメンテナンスやトラブル対応に携わり、コインパーキングに関する豊富な知識や経験を身に付けました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

釣り銭切れが起きているコインパーキングの見分け方は、精算機の釣り銭切れサインが出ているかどうかで判断できます。
精算機の釣り銭切れサイン
LEDの点灯・点滅や液晶パネルの表示などで、釣り銭切れを外部に知らせる機能がある精算機がほとんどです
車を停めてしまう前に、この精算機の釣り銭切れサインを見つけることが出来れば、釣り銭切れのトラブルに遭う確率をうんと下げることが出来ます。
釣り銭切れの他にも、領収書の発行などに使われるロール紙が無くなっていたり、紙幣や硬貨が精算機内で詰まっていて、使用できる金種が限られているなど、これら精算機に起こっているトラブルを事前に外部に知らせる機能が、ほとんどの精算機には装備されています。
精算機が発するサインを未然にチェックすることで、自らがトラブルを起こしているコインパーキングに車を停めるといった残念な事態を、かなりの割合で防ぐことができると思います。

コインパーキングで精算後に釣り銭が出なかった場合は、まず硬貨返却レバーやボタンを押してみて、それでもダメな場合は看板や精算機に記載されている緊急連絡先(管理会社)へ連絡する必要があります。
コインパーキングで精算後に釣り銭が出ない
硬貨が精算機内で詰まっていたり、ストックしている釣り銭が切れている可能性があります
釣り銭が出なかった場合は、まず硬貨返却レバーやボタンを押すことで、精算機内に詰まっていた硬貨が取れる可能性があり、それによって出てこなかった釣り銭が出てくる場合があります。
それでもダメな場合は、コインパーキングの看板や精算後に記載されている緊急連絡先(管理会社)へ連絡することで、精算機の点検や返金などの対応を求めていくことになります。
管理会社の人間や警備員が現場の近くにいた場合は、その場で返金対応をしてもらえる可能性もあるので、まずは焦らずに連絡して指示に従うようにします。

釣り銭切れが起きやすいコインパーキングの特徴として、最大料金が600円や700円などの金額であることが多いです。
最大料金の金額と釣り銭切れ
最大料金が600円や700円だと、100円硬貨の釣り銭が切れやすくなります
例えば、24時間最大料金が600円の場合、千円札で精算するとお釣りは400円となり、100円硬貨が4枚お釣りとして払い出されることになります。
これが5台続けば、20枚の100円硬貨が払い出されることになり、精算機内にストックしている100円硬貨の釣り銭が無くなりやすくなります。
また、コインパーキング内に自販機が設置されている場合で、自販機も釣り銭切れとなっている場合は、両替目的で利用された可能性があり、コインパーキングの精算機が何らかのトラブルを起こしている可能性が高くなります。

