- コインパーキングと月極駐車場、どっちが儲かる?
- 月極駐車場よりも儲かるコインパーキングの特徴は?
- コインパーキングが月極駐車場よりも儲からなくなる主な原因は?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- コインパーキングと月極駐車場のどちらが儲かりやすいのかが分かる
- 月極駐車場よりも儲かっているコインパーキングの特徴が分かる
- コインパーキングが月極駐車場よりも儲からなくなる主な原因が分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの運営・管理を行う会社に13年以上勤め、コインパーキングの開設から撤去、機器のメンテナンスやトラブル対応に携わり、コインパーキングに関する豊富な知識や経験を身に付けました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

コインパーキングと月極駐車場を比べた場合、より儲かりやすいのはコインパーキングになります。
コインパーキングと月極駐車場
コインパーキングは車の回転率が高いので、売上が上がりやすくなります
月極駐車場では、決まった車が出入りするだけですが、コインパーキングの場合は不特定多数の車が24時間入れ替わって利用している為、一台当たりの金額は少額でも、大きな売上を上げやすくなります。
また、コインパーキング内に自販機や証明写真機を設置することで、これら設備からの副収入も得られ、より安定的な収入を得ることができます。
もちろん、月極駐車場は賃料の設定や車庫証明の手数料、更新料や保証料などの金額の設定次第で売上は大きく変わりますが、同条件で比較した場合は土地の有効利用がしやすいコインパーキングに軍配が上がります。

儲かりやすいコインパーキングの特徴は、①周辺にライバルとなるコインパーキングが無い②駐車禁止の取締りが厳しいエリアに立地している③短時間利用の需要が高いエリアに立地しているという3点が挙げられます。
月極駐車場よりも儲かりやすいコインパーキングの特徴
短時間利用が可能というコインパーキング最大の特徴をうまく引き出せれば、月極駐車場よりも売上面で有利になります
周辺にコインパーキングが乱立しているようなエリアは、どうしても車の奪い合いが起きてしまい、料金の値下げ合戦が始まってしまう事が多く、儲かりにくい条件のひとつとなってしまいます。
また、駐車禁止の取締りや路上駐車に対する周辺住民の目が厳しいエリアなどでは、コインパーキングを利用する人が増えるので売上が上がりやすくなります。
さらに、会社が多いエリアや市役所や病院などに近いエリアは、短時間の用事のためにコインパーキングを利用する人が多く、コインパーキングに停める車の回転率が上がりやすい傾向があるので、儲かりやすくなります。

コインパーキングが儲からなくなってしまう主な原因は、①周辺にコインパーキングが乱立する②周辺の会社や施設が撤退する③設備投資分が回収できなくなるという3点が挙げられます。
コインパーキングの売上低下
周辺の環境に依存する面が大きいです
周辺にコインパーキングが乱立してしまった場合、駐車場の需要よりも供給のほうが勝ってしまい、結果として料金の値下げ競争が始まり、共倒れしてしまうという事例があります。
また、周辺の会社や施設などが無くなってしまうと、その関係でコインパーキングを利用していた人が来なくなってしまうので、売上の低下に繋がります。
コインパーキングの運営には精算機やロック板、照明や看板などの設備が必要となり、それら設備投資が膨大になると売上からの回収が難しくなり、儲かりにくくなる要因となってしまいます。

