- コインパーキングは車両盗難や車上荒らしなどの盗難が発生しやすいの?
- コインパーキングの盗難に対する具体的な対策は?
- 盗難が発生しにくいコインパーキングの特徴は?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- コインパーキングでは車両盗難や車上荒らしなどの盗難が発生しやすいのかが分かる
- コインパーキングの盗難に対する具体的な対策はどんな方法があるのかが分かる
- 盗難が発生しにくいコインパーキングの特徴が分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの運営・管理を行う会社に13年以上勤め、コインパーキングの開設から撤去、機器のメンテナンスやトラブル対応に携わり、コインパーキングに関する豊富な知識や経験を身に付けました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

コインパーキングは、月極駐車場などと比べて車両盗難や車上荒らしなどの盗難が発生しやすい環境になります。
コインパーキングで盗難が多い理由
不特定多数の車や人が24時間出入りする場所なので、不審者も目立ちにくいのが主な要因だと思います
筆者も、何度かコインパーキングで車上荒らしの被害を目撃したことがありますが、車本体だけではなく、装備品や車内の物品までターゲットになるので、気を付けなければなりません。
特に、道路から見えない奥まった場所に車を停める場合は要注意で、筆者が目撃した被害者も、コインパーキングの比較的奥のほうに車を停めていました。
また、照明が少なく暗いコインパーキングや、防犯カメラなどの設備が無いコインパーキングは、犯罪者にとって有利な条件となるため盗難のリスクが上がります。

コインパーキングの盗難に対して、利用者が出来る具体的な対策は、①出来るだけ明るく人通りの多い場所に車を停める②車の中に貴重品を置かない③防犯カメラの設置を確認するという3点が挙げられます。
コインパーキングの盗難対策
利用者側で対策できるポイントがいくつかあります
道路に面したコインパーキングであれば、出来るだけ道路側の明るく人目に付く場所に車を停めたほうが盗難に対する対策になります。
また、コインパーキングの利用者は短時間車を停めることが多いので、車の中に貴重品を置いたままにしがちですが、たとえ短時間であっても車の中には貴重品を保管しないことで、盗難に対する対抗策になります。
最近のコインパーキングでは、防犯カメラが安価に設置出来るようになったこともあり、防犯カメラの普及率が上がっていますが、これら防犯設備がきちんと整備されているコインパーキングを意識的に選ぶことで、防犯対策になります。

盗難が発生しにくいコインパーキングの特徴として、①場内が照明で照らされていて明るい②全ての車室が道路に面している③防犯カメラ等の防犯設備が充実しているという3点が挙げられます。
治安の良いコインパーキングの特徴
明るく清潔で人目に付き、行動の記録が残るという点がポイントです
コインパーキングの照明は、精算機や看板には設置されていることが多いですが、場内の奥のほうまで照らす照明が設置されていると、夜間でも明るく照らされるので、犯罪の抑止効果があります。
また、道路に対して平行に車室が並んでいるようなレイアウトのコインパーキングは、全ての車室が道路に面しており明るく人目に付くので、盗難の発生確率は大幅に下がります。
防犯カメラは設置されているだけではなく、監視カメラ作動中などのステッカーがコインパーキング内の随所に貼ってあるとより理想的です。

