- 車を停めるコインパーキングに二輪車を停めたら違反になる?
- ロック板が付いている車用コインパーキングに二輪車を停めたらどうなる?
- ゲート式の車用コインパーキングに二輪車を停めたらどうなる?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 車用のコインパーキングに二輪車を停めたら違反になるのかが分かる
- ロック板が付いている車用のコインパーキングに二輪車を停めたらどうなるのかが分かる
- ゲート式の車用コインパーキングに二輪車を停めようとしたらどうなるのかが分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの運営・管理を行う会社に13年以上勤め、コインパーキングの開設から撤去、機器のメンテナンスやトラブル対応に携わり、コインパーキングに関する豊富な知識や経験を身に付けました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

車用とされているコインパーキングに二輪車を停める行為は、利用約定に定められている利用可能な車両の規定に違反することとなり、違反となる可能性が高いです。
コインパーキングに二輪車
バイク専用の駐輪場(コインパーキング)以外は違反となる可能性が高いです
ロック板やゲート式の車用コインパーキングはもちろん、チケットパーキングやフラップレスなどの車両を固定する機械が付いていないコインパーキングでも、二輪車を停めることは違反となる可能性が高いです。
物理的には、二輪車を入庫させることは可能ですが、機械が正常に動かなかったり、他の利用者に迷惑が掛かる可能性があるため、基本的には車用のコインパーキングでは二輪車の駐輪は禁止されています。
これは、二輪車であれば原付から大型バイクまで同じなので、どのような大きさのバイクであっても車用のコインパーキングに停めることは違反となる可能性が高いです。

ロック板が設置されている車用のコインパーキングに、二輪車を停めた場合はセンサーが反応せずにロック板が上がってこなかったり、料金の精算が出来なくなる可能性があります。
ロック板と二輪車
車用のロック板は、二輪車が停めることを想定していないため、誤作動を起こす可能性があります
ロック板のセンサーは、金属や障害物の有無を検知しているため、車よりも大きさの小さい二輪車の場合は、センサーが反応せずにロック板が上がってこなくなる可能性があります。
また、センサーが反応していないので、精算機で精算しようとしても料金が表示されず、精算出来ない可能性があります。
そうなってくると、いつでも出庫できる状態で料金も支払えなくなるので、不正利用として取締りを受ける可能性が非常に高くなります。

ゲート式の車用コインパーキングに二輪車を入庫させようとした場合、発券機や精算機が反応しなかったり、ゲートバーが勝手に降りてくる可能性もあり、大変危険です。
ゲート式のコインパーキングに二輪車
車よりも大きさが小さい二輪車は、センサーが正しく反応しない可能性があります
ゲート式のコインパーキングに設置されている発券機は、センサーで金属や障害物を検知しているため、車よりも小さい二輪車が入庫した場合は、センサーが正しく反応せずに駐車券が発券されない可能性があります。
また、精算機も同様にセンサーで金属や障害物を検知しているため、もし入庫できたとしても精算機が反応せずに出庫出来なくなる可能性があります。
さらに、ゲート機もセンサーで動いているので、最悪の場合は勝手にゲートバーが下がってきて危険な状態になる可能性もあります。

