- コインパーキングでキーレスが効かなくなることがあるのはなぜ?
- キーレスが効かなくなったらどうすれば良い?
- コインパーキングでキーレスが効かなくなるのを防ぐ方法はある?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- コインパーキングでキーレスが効かなくなる原因が分かる
- コインパーキングでキーレスが効かなくなったらどうすれば良いかが分かる
- コインパーキングでキーレスが効かなくなるトラブルを未然に防ぐ方法が分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの管理・運営会社に13年以上勤め、開設や撤去、機器のメンテナンスやトラブルの対応を行い、1人でコインパーキングを作れるほどの知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

コインパーキングでキーレスが効かなくなる主な原因は、ロック板のセンサーに干渉するためです。
ロック板のセンサー
車が停まっているかどうか判断するセンサーで、周波数や赤外線の変化により作動しています
ロック板のセンサーで最も多いのがループコイル式のセンサーで、地面に配線が埋まっており常に一定の電流が流れています。
その上に車が乗ることで、車の金属による周波数の変化を読み取り、駐車の有無を判別している訳ですが、稀にこのループコイルの周波数とキーレスの電波が干渉し、キーレスが効かなくなることがあります。
また、ループコイルの他に光センサーという赤外線を用いたセンサーも存在し、こちらも古いキーレスによく用いられていた赤外線に干渉し、キーレスの動作不良の原因となることがあります。

コインパーキングで車のキーレスが効かなくなった場合は、キーレス本体やスマートキーに内蔵されている物理的な鍵でドアの開け閉めやエンジンの始動を行う必要があります。
キーレスが効かなくなったら
電池切れなどの可能性もありますので、物理的な鍵で施錠・解錠やエンジンの始動を行う必要があります
キーレス本体やスマートキーには、緊急時用に物理的な鍵が必ず装着されています。
何度操作してもキーレスが効かない場合は、電池切れなどの可能性も考えられますので、物理的な鍵でドアの開け閉めやエンジンの始動などを行う必要があります。
物理キーの取り外しにはコツが要りますので、車の取扱説明書などを参照し、使用方法の確認をしておくことが望ましいです。

キーレスが効かなくなるトラブルを未然に防ぐ一番確実な方法は、利用するコインパーキングを変えることです。
キーレスとセンサーの干渉
条件が同じになれば、再び再発する可能性が非常に高いからです
コインパーキングのロック板のセンサーは変わらないので、一度キーレスが効かないトラブルが起こったコインパーキングを再度利用すると、また同じ症状を再発する可能性が高いです。
他のコインパーキングであれば、センサーの種類や周波数が異なっていることが多いので、キーレスが効かない症状の再発をある程度防ぐことができます。
また、キーレスとセンサーの干渉は、キーレス側の電池の残量が減り、電波が弱くなった時に起こりやすいので、キーレスの電池を交換してみるのも一つの手だと思います。

