車高の低い車でコインパーキングを利用する際に注意すべきこと

スポーツカー

疑問
  • 車高の低い車でコインパーキングを利用しようと思っているけど、大丈夫かな?
  • 車高の低い車でコインパーキングを利用すると、ロック板や車止めブロックに干渉する?
  • どれくらいの車高であれば、コインパーキングを利用できるの?

このような疑問にお答えします。

この記事でわかること

  • 車高の低い車でコインパーキングを利用しても良いのかが分かる
  • 車高の低い車でコインパーキングを利用すると、ロック板や車止めブロックに当たってしまうのかが分かる
  • どれくらいの車高があれば、コインパーキングを安全に利用できるのかが分かる
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コインパーキングの虎

コインパーキングの管理・運営会社に13年以上勤め、開設や撤去、機器のメンテナンスやトラブルの対応を行い、1人でコインパーキングを作れるほどの知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

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    車高の低い車でコインパーキングを利用したらどうなる?

    コインパーキングを利用する際は、純正もしくは車検に通る範囲の車高であれば、問題無く利用できる可能性が高いです。

    コインパーキングを利用できる車高

    コインパーキングは、純正もしくは車検に通る範囲での車高を想定して設計されています

    裏を返せば、純正の状態と大きく外れている状態や車検に通らない車高だと、コインパーキングを安全に利用できない可能性があります。

    極端に低い車高の車は、ロック板の本体に接触してしまったり、車止めブロックに接触してしまう可能性があり、車両を破損したり駐車場設備を破損する危険性があるため、コインパーキングの利用は推奨できません。

    また、純正や車検に合格する状態の車であっても、傾斜や道路の段差、入出庫時のスピードなどによっては接触・破損の可能性がゼロではないので、注意が必要です。

    コインパーキング内での接触・破損事故は基本的に自己責任となります

    車高が低いとロック板や車止めブロックに接触してしまう可能性はあるのか?

    純正の車高からかなり下がっていたり、車検に通らないほど低い車高だと、コインパーキングを利用する際にロック板や車止めブロックに接触してしまう可能性があります。

    コインパーキング利用に必要な車高

    最低地上高が9センチ以上ある状態でないと、機械が誤作動を起こしたり、ロック板や車止めブロックに接触して車が破損する可能性があります

    注意すべき点は、タイヤのマッドガードやバンパーのエアロパーツなどは、最低地上高が5センチあれば車検をパスすることができるので、これらの部品は車検が通る状態であっても、ロック板や車止めブロックに接触しやすいことになります。

    最近の車両では、空力特性を改善するためにアンダーパネルが装着されていたり、純正でもエアロパーツのような形状のバンパーが増えてきたので、よりロック板や車止めブロックに接触しやすくなっています。

    また、乗車人数が多いほど重さで車高が下がるので、いつもは大丈夫なコインパーキングでも、荷物や人をたくさん乗せている時はより慎重に入出庫する必要があります。

    特に、前進入庫の際は車止めブロックがフロントバンパーの下部に接触しやすいので、ご注意下さい

    安全にコインパーキングを利用できる車高はどれくらい?

    コインパーキングを安全・快適に利用するためには、最低でも12センチ以上の車高を確保しておくほうが無難です。

    コインパーキング利用時に必要な車高

    マッドガードやバンパーも含めて、12センチ以上の車高を確保する必要があります。

    コインパーキングの車止めブロックの高さは、大体が12センチ前後なので、最低でも車高が12センチ以上ないと接触してしまう可能性があります。

    また、コインパーキングの舗装面に大きな凹凸があったりすると、車高が足りていてもロック板や車止めブロックに接触してしまうことがありますので、路面の状態も確認しておく必要があります。

    なお、車高が高すぎる場合も注意が必要で、ロック板のセンサーが反応せずにロック状態とならず、不正利用状態となってしまう場合もあるので注意が必要です。

    車止めブロックにバンパーやマフラーが引っ掛かってしまい、最悪の場合は外れてしまうこともあります。