- コインパーキングの最大料金の適用条件で「当日最大」とはどういう意味?
- 最大料金の適用条件「繰り返し」と「当日最大」はどう違う?
- 最大料金の適用条件「一回限り」と「当日最大」はどう違う?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- コインパーキングの最大料金の適用条件「当日最大」の意味が分かる
- 最大料金の適用条件「繰り返し」と「当日最大」がどう違うのかが分かる
- 最大料金の適用条件「一回限り」と「当日最大」がどう違うのかが分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの運営・管理を行う会社に13年以上勤め、コインパーキングの開設から撤去、機器のメンテナンスやトラブル対応に携わり、コインパーキングに関する豊富な知識や経験を身に付けました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

コインパーキングの最大料金適用条件で当日最大というものがありますが、これは車を入庫させた当日の24:00までは最大料金が適用されるという意味になります。
コインパーキングの最大料金適用条件「当日最大」の特徴
24:00を過ぎて日付が変わると、最大料金が適用されなくなります
例えば、オールタイム30分100円24時間当日最大500円のコインパーキングがあったとして、夕方17:00に入庫するとその日の24:00までは最大料金が適用され料金は500円止まりですが、24:00を過ぎると通常料金の30分100円が適用されることになります。
そして、この車が24:00を過ぎて朝の6:00まで駐車した場合の料金は、500円+1200円(30分100円の6時間分)=1700円となり、最大料金の500円という金額から比べるとかなり高額となるイメージです。
コインパーキングが急速に増え始めた90年代前半から2010年頃までは、この「当日最大」という適用条件を採用するコインパーキングも多く見受けられましたが、分かりにくい料金ゆえに消費者から苦情が多く寄せられ、現在では少数派となっています。

コインパーキングの最大料金適用条件で「繰り返し」というものがありますが、これは最大料金が無限に繰り返し適用されるという意味で、「当日最大」よりもほとんどのケースでお得になります。
コインパーキングの最大料金「繰り返し」適用
他の適用条件「当日最大」や「一回限り」と比べて一番お得で分かりやすい適用条件となります
例えば、オールタイム30分100円24時間最大料金500円(繰り返し適用)の場合、夕方17:00に入庫して翌朝6:00に出庫しても駐車料金は500円です。
当日最大と最大料金の適用条件以外は料金も駐車時間も同じとなっていますが、最終的な料金は1700円と500円という大きな開きになっています。
また、連泊して翌々日の夕方17:00に出庫しても、最大料金は繰り返し適用されるため、24時間500円×2の1000円が最終的な駐車料金となります。

コインパーキングの最大料金の適用条件で、「一回限り」というものがありますが、これは最大料金の適用が一回の駐車に対して一回だけ適用されるという意味になります。
コインパーキングの最大料金「一回限り」適用
「繰り返し適用」と比べると分かりにくく、「当日最大」と同じく料金が高額となりがちです
一回の駐車とは、入庫から出庫までを意味しており、例えばオールタイム30分100円24時間最大料金500円(一回限り)というコインパーキングがあったとして、夕方17:00に入庫して翌朝6:00に出庫した場合は料金は500円となります。
一見すると「繰り返し適用」と料金は同じなのですが、これが連泊となると状況が変わり、例えば翌々日の夕方17:00まで停めた場合は料金は500円(入庫~翌日17:00までの24時間最大500円)+4800円(翌日17:00~翌々日17:00まで30分100円計算)=5300円となります。
最大料金500円が適用されるのは入庫してから最初の24時間までなので、以降は最大料金が適用されず通常料金の30分100円が適用され、料金がとんでもなく高額となってしまいました。

