コインパーキングは何日以上停めたら長期駐車になる?高額になった料金を払えない場合はどうなる?

時計

疑問
  • コインパーキングは何日以上停めたら長期駐車になるの?
  • 料金は高額になる?
  • 高額な料金を払えない場合はどうなるの?

このような疑問にお答えします。

この記事でわかること

  • コインパーキングの長期駐車の基準が分かる
  • 長期駐車の料金が高額になる理由が分かる
  • 料金を払えない場合はどうなるのかが分かる
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コインパーキングの虎

コインパーキングの運営・管理を行う会社に13年以上勤め、コインパーキングの開設から撤去、機器のメンテナンスやトラブル対応に携わり、コインパーキングに関する豊富な知識や経験を身に付けました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

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    コインパーキングは何日以上停めたら長期駐車?

    時計

    コインパーキングで長期駐車として取り扱いを受ける基準は、24時間~48時間以上の継続した駐車です。

    コインパーキングの長期駐車

    大体のコインパーキングが、連絡無く24時間~48時間の継続駐車をした場合は長期駐車として取り扱っているようです

    長期間停めている場合でも、コインパーキングの緊急連絡先(管理会社)に連絡して許可を取っている場合は長期駐車として扱われません。

    長期駐車として取締りを受けると、車の所有者情報を照会されたり、車をレッカー移動されるなど、様々なデメリットがあります。

    長期駐車の基準は、コインパーキングの料金看板や約定看板に記載されていることが多く、それを超過して利用しないように気を付ける必要があります。

    継続して駐車するのではなく、途中で精算して車を出し入れする場合は、48時間を超えても長期駐車とはなりません

    長期駐車の料金が高額になる理由

    料金

    コインパーキングに長期駐車した車の料金が高額になりがちな主な理由は、最大料金の適用条件が一回限りや当日限りになっていることが挙げられます。

    最大料金の適用条件

    繰り返し・一回限り・当日限りの3種類があり、繰り返し以外は料金が高額になりがちです

    一回限りとは、最大料金が最初の1回目しか適用されない適用条件で、例えば24時間最大500円(一回限り)のコインパーキングに2日間停めた場合、最初の24時間は500円ですが、以降は30分100円などの通常料金が加算されていきます。

    当日限りは、最大料金が入庫した日の24:00まで適用される条件で、例えば24時間最大500円(当日限り)のコインパーキングに2日間停めた場合、車を停めてから最初の24:00までは500円ですが、24:00以降は30分100円などの通常料金が加算されます。

    繰り返し適用は、制限無く無限に繰り返して適用される条件で、例えば24時間最大500円(繰返し)のコインパーキングに2日間停めた場合、48時間後の料金は1000円ということになります。

    最大料金の適用条件は、高額料金の原因にもなりやすいので、注意が必要です

    高額になった料金を払えない場合は?

    財布忘れ

    コインパーキングで長期駐車をして、高額になってしまった料金を払えない場合は、車の移動や処分をされてしまう可能性があるのはもちろん、威力業務妨害罪などの犯罪になる可能性があります。

    長期駐車の料金支払い

    精算機は千円札しか使用できないことが多いので、振込や管理会社への直接支払いで精算するのが現実的です

    コインパーキングに長期駐車が停まっていて、料金の支払いも無い場合は、コインパーキングにとっては本来得られるはずだった売上が得られず、機会損失になります。

    早く長期駐車を移動して、他の車を入庫させて売上を確保したいという事情から、料金の支払いが滞ると車をレッカー移動される可能性が高くなります。

    もちろん、レッカーに要した費用は駐車料金とは別に請求されるので、長期駐車で料金が高額になった時はすみやかに精算して出庫したほうが後々お得になります。

    安易な気持ちで駐車料金を踏み倒してしまうと、犯罪となる可能性が十分に考えられるので、注意が必要です