- タイヤ交換する場所が無いので、コインパーキングに車を停めてタイヤ交換しようと思うけどいい？
- ロック板があってもジャッキアップしてタイヤ交換は出来る？
- どんなコインパーキングがタイヤ交換しやすい？
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- コインパーキングでタイヤ交換してもいいのかが分かる
- ロック板が付いているコインパーキングでタイヤ交換が可能なのかが分かる
- どんなコインパーキングがタイヤ交換に向いているのかが分かる
コインパーキングの虎
コインパーキングの運営・管理を行う会社に13年以上勤め、コインパーキングの開設から撤去、機器のメンテナンスやトラブル対応に携わり、コインパーキングに関する豊富な知識や経験を身に付けました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。
コインパーキングでは、原則として洗車や整備を行うことは禁止されているので、タイヤ交換は行うことが出来ません。
コインパーキングで洗車や整備は禁止？
利用規約でコインパーキング内での洗車や整備を禁止しているところが多いです
とはいえ、程度の問題で窓を拭いたり鳥の糞を取ったりするなどの軽微な洗車であれば許容されるでしょう。
また、エンジンルームの冷却水やエンジンオイルの量を見たりするような軽微な整備も、運行前点検で義務付けられている観点からも許容されると思います。
季節が変わる頃の、夏タイヤと冬タイヤをホイールごと付け替えるような作業であれば、正直グレーゾーンな部分はあります。
水を大量に使った本格的な洗車や、重整備などは禁止のコインパーキングがほとんどです
ロック板が設置されているコインパーキングで、ジャッキアップしてタイヤ交換を行うと、機械の誤作動や車両の破損事故に繋がる恐れがあるため、避けたほうが無難です。
コインパーキングのロック板
ジャッキアップで車高が上がることなどを想定していないため、誤作動を起こす可能性があります
ロック板のコインパーキングに停めた車は、人や荷物が載ることで車高が下がることはありますが、自然に車高が上がることは基本的にありません。
タイヤ交換のために、車をジャッキアップして車高を上げると、ロック板にとっては想定外のため誤作動を起こし、それによって車両を破損させるリスクが高まります。
また、コインパーキングは月極駐車場と比べて車同士の間隔が狭いことが多く、タイヤ交換などの作業をすると接触事故や破損事故の原因になります。
ロック板によって車の位置がある程度固定されてしまうため、作業自体も非常にやりにくいです
コインパーキングでは原則としてタイヤ交換は禁止ですが、それでもやむを得ない事情でタイヤ交換をする必要がある場合は、郊外の舗装されたゲート式の駐車場で、月極を募集しているコインパーキングがおすすめです。
コインパーキングでタイヤ交換
パンクなどのやむを得ない事情でタイヤ交換する場合を想定しています
郊外のコインパーキングであれば、車一台分のスペースも広いことが多く、駐車スペースも空いていることが多いのでタイヤ交換などの作業には向いています。
また、舗装されたゲート式のコインパーキングであれば、未舗装よりもジャッキアップがしやすく、ロック板が無いフラットな地面なので作業もしやすいです。
月極を募集しているコインパーキングであれば、タイヤ交換などの作業をしていても月極契約者と見分けは付かず、怪しまれる可能性が低くなります。
特に深夜や早朝はコインパーキングの人気も少ないので、作業はしやすくなります
