- コインパーキングを利用したいが、車椅子マークの駐車スペースはあるの?
- どんなコインパーキングなら車椅子マークの駐車スペースがあるの?
- 車椅子マークの駐車スペースの大きさは?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- コインパーキングに車椅子マークの駐車スペースがあるかどうかが分かる
- 車椅子マークの駐車スペースがあるコインパーキングの条件が分かる
- 車椅子マークの駐車スペースの大きさが分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの管理・運営会社に13年以上勤め、開設や撤去、機器のメンテナンスやトラブルの対応を行い、1人でコインパーキングを作れるほどの知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

ある一定の条件を満たしたコインパーキングには、車椅子マークの駐車スペースがあります。
コインパーキングの車椅子マークの駐車スペース
駐車場の面積や駐車できる車の台数などの条件を満たすと、車椅子マークの駐車スペースが設置されます
コインパーキングは不特定多数が利用する駐車場なので、一定の条件を満たすと車椅子マークの駐車スペースの設置が駐車場法により義務付けられています。
ある一定の広さや駐車台数を超えると、必ず車椅子マークの駐車スペースを確保しなくてはなりません。
車椅子マークの駐車スペースは、通常の駐車スペースよりも主に幅が広くなっています。

コインパーキングに車椅子マークの駐車スペースがあるかどうかは、駐車場法により面積や台数の規定がされています。
車椅子マークの駐車スペースがある条件
一定以上の広さと台数があるコインパーキングには、必ず車椅子マークの駐車スペースを設置する必要があります
具体的には、平面(青空)駐車場の場合は面積500㎡以上、立体駐車場など建築物である駐車場は延床面積2000㎡以上、建物に附属する駐車場の場合は延床面積2000㎡以上広さであると、車椅子マークの駐車スペースを設置しなくてはなりません。
また、台数に関しては駐車台数が50台までが1台の車椅子マークの駐車スペース設置が義務で、51~100台までが2台の車椅子マークの駐車スペース設置が義務です。
これらの条件を満たすコインパーキングは、面積が広く台数も多いので、フラップ以外のゲートかチケットパーキングかフラップレスのコインパーキングが該当してくると思います。

車椅子マークの駐車スペースは、幅が3.5m以上と定められており、通常の駐車スペースと比べて主に幅が広くなっています。
車椅子マークの駐車スペースは幅が広い
車からの乗り降りがしやすくなっています
通常の駐車スペースは幅が2.5m程度なので、車椅子マークの駐車スペースは約1mほど幅が広いことになります。
また、車椅子マークの駐車スペースは駐車場の出入口や建物の近くに設置されることが義務となっており、利便性も良くなっています。
なお、駐車スペースの長さに関しては規定が無いので、通常の駐車スペースが5m前後であることを考えると、それと同等の長さとなることが多いです。





