- コインパーキングのロック板が上昇している状態で、無理に車を出したらどうなるの?
- ロック板が上がっているのに精算せずに車を出したら、車は壊れる?
- ロック板が上がっている状態で無理に車を出したら、ロック板は壊れる?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- コインパーキングのロック板が上がっているのに、無理に車を出したらどうなるのかが分かる
- 無理にロック板を乗り換えると、車がどうなってしまうのかが分かる
- ロックしている状態で、無理に乗り越えられたロック板は、壊れてしまうのかどうかが分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの管理・運営会社に13年以上勤め、開設や撤去、機器のメンテナンスやトラブルの対応を行い、1人でコインパーキングを作れるほどの知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

コインパーキングのロック板が上がっているのに、無理に車を出庫してしまうと、車やロック板が壊れたり、未払いの駐車料金や設備の修理費を請求される可能性があります。
ロック板の乗り越え
ロック板や車が破損する原因となり、大変危険です
ロック板が上がっている状態で、精算せずに車を無理やり出庫させた場合、不正利用の扱いとなり罰則やペナルティの対象となります。
また、故意ではなくてもロック板が上がった状態で車を出庫させてしまった場合は、コインパーキングの管理会社に連絡を取り、機械の保証の有無などを確認しておく必要があります。
もしも、無理にロック板を乗り越えてロック板を破損させてしまった場合は、器物破損になる可能性がありますので、慎重に行動する必要があります。

ロック板が上がっている状態で無理に車を出庫させると、車に重大な破損や故障をもたらす可能性があります。
不正出庫による車の破損
上昇しているロック板は車の底面に接触しており、そのまま車を動かすとマフラーやバンパーなどが破損する可能性があります
よくある例としては、車の排気ガスが出るマフラーが外れてしまったり、後ろのバンパーが丸ごと外れてしまったり、場合によっては燃料の配管を破損させ、ガソリンが漏れてしまうという例もあります。
マフラーやバンパーが外れた状態では、道路交通法に違反する可能性が高いので自走は難しくなります。
また、燃料配管の破損からガソリンが漏れてしまうと、消防隊による処理が必要となり、これまた大事となってしまいます。

ロック板は、上がっている状態で無理やり車に乗り越えられた場合、破損して動作不良となってしまう確率がかなり高いです。
無理やり乗り越えられたロック板
稀に無事なこともありますが、大抵の場合は内部の部品が破損し、動作不良を起こしてしまいます
最近のコインパーキングでは、監視カメラの普及率が上がり、精算機の操作履歴も遠隔操作で確認できることが多いので、不正利用をし逃げ切れる可能性は年々下がっていると言っても良いでしょう。
故意か故意ではないかに関わらず、破損させてしまった駐車場の機械は弁償する必要があるため、心当たりがある場合にはすぐに管理会社に連絡しましょう。
ロック板は精算した後も、しばらくすると再び上がってきてロックしますので、その点も注意して車を出庫させる必要があります。

