- 雑草や落ち葉が多いコインパーキングを利用するデメリットは?
- 雑草や落ち葉は、コインパーキングの機械にどのような影響があるの?
- 雑草や落ち葉が原因でトラブルになる可能性があるって本当?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 雑草や落ち葉が多いコインパーキングの利用を避けたほうが良い理由が分かる
- 雑草や落ち葉が多いと、コインパーキングの機械にどのような影響があるのかが分かる
- 雑草や落ち葉が原因で、どのようなトラブルが発生する可能性があるのかが分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの管理・運営会社に13年以上勤め、開設や撤去、機器のメンテナンスやトラブルの対応を行い、1人でコインパーキングを作れるほどの知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。

雑草や落ち葉が多いコインパーキングは、トラブルの可能性が上がるため利用を避けたほうが無難です。
雑草や落ち葉の影響
コインパーキングの機器内に湿気や虫が侵入し、トラブルの元になるからです
雑草や落ち葉が多いと、コインパーキングのロック板の隙間などに長い年月をかけて蓄積してしまう可能性があります。
蓄積した雑草や落ち葉は、雨などの湿気を含み、やがて腐葉土のようになり虫が発生しやすくなるなどの影響があります。
湿気や虫が機械の中に侵入すると、故障や誤作動の原因となりトラブルの発生確率が高くなってしまいます。

ロック板は、屋外に設置されていることが多いので、定期的に清掃をしないとゴミや汚れが溜まりやすくなります。
ロック板の下に溜まった落ち葉
やがて腐葉土と化し、湿気や虫の温床となってしまいます
特に、大きな木の下にあるロック板などは、落葉が溜まり動作が不安定になったり、故障のリスクを抱えていたりします。
実際に筆者が体験したところでは、ロック板の中にナメクジやゴキブリ、蟻が侵入し、ロック板が下がらなくなってしまったりすることも多々ありました。
理想としては、屋根があるコンクリート土間のコインパーキングで、周辺に植物が無い環境が一番トラブルが少ないとも言えますし、逆に大自然の中にあるようなコインパーキングは、トラブルの可能性が相対的に高いとも言えます。
雑草や落ち葉がロック板の周辺に溜まり、機械内部に湿気や虫が侵入することで、精算してもロック板が下がらなかったり、車が入庫してもロック板が上がらなかったりするトラブルが発生します。
湿気や虫の侵入
錆びや電気回路のショートの原因となり、トラブルに直結します
車が入庫してもロック板が上がらない分には、利用客側に迷惑がかかることは稀ですが、精算してもロック板が下がらない状況はできるだけ避けたいものです。
錆びや虫の侵入は、物理的な現象なので原因を取り除かなければ症状は改善せず、原因不明の故障で迷宮入りする可能性もあります。
雑草や落ち葉も、カラカラに乾いている分にはあまり悪さをしないのですが、ひとたび湿気を帯びると機械の大敵となる為、注意が必要です。

